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【連載:セロトニン Vol.3】 セロトニンと腸内環境の関係|心と体をつなぐ「腸と脳」の対話

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【Vol.3連載:セロトニン】 セロトニンと腸内環境の関係|心と体をつなぐ「腸と脳」の対話

【Vol.3連載:セロトニン】 セロトニンと腸内環境の関係|心と体をつなぐ「腸と脳」の対話

2026/03/16

こんにちは。
鍼灸サロン Comorebi(こもれび)了戒ゆきです。

本日は「セロトニン」シリーズです。

 

「大事なプレゼンの前にお腹が痛くなる」

「悩み事があると、食欲がパタッと止まってしまう」

「逆に、不安を感じると過食気味になってしまう」

 

皆さんも、一度はこうした経験があるのではないでしょうか?

実はこれ、単なる「気のせい」ではありません。

 

脳と腸は、私たちが想像している以上に密接に、そしてリアルタイムに会話を交わしています。

これを専門用語で「脳腸相関(のうちょうそうかん)」と呼びます。

 

特に、心の安定を司る「セロトニン」という物質を紐解いていくと、私たちの「お腹の状態」がいかに重要かが浮かび上がってきます。

 

今回は、更年期世代こそ知っておきたい、お腹から心を整えるメカニズムについてお話しします。

 


◆ セロトニンの90%は「腸」で作られている?

 

「幸せホルモン」セロトニンと聞くと、脳の中で作られるイメージが強いかもしれません。

しかし、驚くべきことに、体内のセロトニンの約90%は「腸」に存在しているといわれています。

 

脳にあるのは、わずか数パーセントに過ぎません。

 

腸で作られたセロトニンは、腸の動き(蠕動運動)をコントロールする役割を担っていますが、同時に「腸内環境の情報」を脳へと伝えるメッセンジャーのような働きもしています。

 

つまり、腸内環境が乱れてセロトニンのバランスが崩れると、その「不快な信号」が脳にダイレクトに伝わり、

  • 理由のない不安感

  • イライラや気分の落ち込み

  • 自律神経の乱れ

といった症状として現れることがあるのです。

「心」の不調だと思っていたものが、実は「お腹」の悲鳴だった……というケースは、決して珍しくありません。

 


◆ 更年期こそ、お腹が「心の防波堤」になる

 

更年期は、ホルモンバランスの急激な変化によって自律神経が乱れやすい時期です。

自律神経は胃腸の働きをコントロールしているため、この時期に「便秘や下痢を繰り返す」「お腹が張って苦しい」といった消化器系のトラブルが増えるのは、身体の仕組み上、仕方のないことでもあります。

 

しかし、お腹の調子が悪いと、脳はそれを「ストレス」として受け取ります。

するとさらに自律神経が乱れる……という負のループに陥ってしまいがちです。

 

だからこそ、更年期の揺らぎを感じている時こそ、「お腹という土台」を優しくケアしてあげることが、心の平安を守る「防波堤」になってくれるのです。

 


◆ 腸から心を整える「3つの日常習慣」

今日からできる、お腹を喜ばせるためのシンプルな習慣を3つご紹介します。

 

① セロトニンの材料「トリプトファン」を摂る

セロトニンを作るには、その材料となる「トリプトファン」というアミノ酸が必要です。

  • 大豆製品(納豆・豆腐・味噌)

  • バナナ

  • 乳製品(チーズ・ヨーグルト)

これらを朝食に取り入れるのがおすすめです。「朝にお腹へ材料を届ける」ことが、夜の快眠や心の安定につながるセロトニン貯金の第一歩になります。

 

② 毎朝一杯の「白湯」で内臓を温める

朝起きてすぐに、ゆっくりと白湯を飲んでみてください。

寝ている間に冷えた内臓が温まることで、胃腸のスイッチが穏やかに入ります。

お腹が温まると副交感神経(リラックスの神経)が優位になり、一日のスタートを穏やかな気持ちで切ることができます。

 

③ お腹の「の」の字マッサージ

夜、寝る前などに仰向けになり、おへそを中心に「の」の字を書くように、時計回りに優しく撫でてあげてください。

ポイントは「強く押さないこと」。

皮膚のすぐ下にある腸を優しくいたわるようなイメージで行うと、お腹の緊張がふっと解けていきます。

 

 


 

◆まとめ◆ 身体の「緊張の糸」をほどくお手伝い

 

「お腹を温めても、食生活を気遣っても、なかなか調子が上がらない」

「常に腹部が張っていて、深く呼吸ができない」

 

そんな時は、身体が「自分を守るために」ガチガチに固まってしまっているかもしれません。

ストレスが続くと、人は無意識にお腹に力が入り、防御姿勢をとります。この状態が続くと、内臓への血流が滞り、腸内環境も整いにくくなってしまいます。

 

腸の不調と気分の揺らぎは、切り離せない関係です。

 

更年期こそ、

「お腹という土台」

から整える視点が役立ちます。

 


 

◆おわりに

 

当サロン「鍼灸サロン Comorebi(こもれび)」では、

  • お腹(腹部)の緊張をやわらげる

  • 自律神経の出口である「背中」のこわばりを解く

  • 内臓の働きを支える「骨盤周囲」を整える

これらのアプローチを通じて、内臓が本来の力を発揮できる環境づくりをサポートしています。

 

「動くために、休む。」

お腹がふっくらと柔らかく温まると、心も自然と丸くなっていきます。

明日、またあなたが軽やかな足取りで一歩を踏み出せるように。

まずは「心と体をつなぐ場所」であるお腹を、一緒に整えていきませんか?

お腹の不快感や、それに伴う心のモヤモヤ。 一人で抱え込まず、ぜひ Comorebi にご相談くださいね。

 

 


 

 

【Vol.1連載:セロトニン】 セロトニンと笑顔の関係|更年期の揺らぎを「表情」から整えるメカニズム

 

 

【Vol.2連載:セロトニン】 セロトニンと睡眠の関係|更年期の不眠を支える「日中の過ごし方」

 

 

イマココ→【Vol.3連載:セロトニン】 セロトニンと腸内環境の関係|心と体をつなぐ「腸と脳」の対話

 

 

【Vol.4連載:セロトニン 】 セロトニンと首肩こりの関係|気分と筋緊張をつなぐ「首まわり」の役目

 

 


 

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