【大人の養生・基礎編】グイグイ押す前に知っておきたい、お肌が教えてくれる「ツボの入り口」
2026/06/05
こんにちは
6月に入り、少しずつ梅雨の気配を感じる季節になりましたね。 なんとなく体が重だるかったり、すっきりと疲れが抜けきらなかったり……そんな日々を過ごしていませんか?
「お家でセルフお灸をして、体を労ってあげたいな」 そう思ってツボの場所を調べてみたものの、「本当にここで合っているのかな?」と迷ってしまった経験、きっとあると思います。
実は、ツボの場所は地図のように固定されたものではありません。
日によって、人によって、ほんの少しずつ動く「生き物」のようなものなんです。
お家ケアがもっと愛おしく、楽しくなる「セルフケアの基本のき」をステップアップ形式でお届けします。
まずは第1回【基礎編】として、あなたのお肌が教えてくれる「ツボの入り口」の見つけ方をお話ししますね。
ツボ探しの第一歩は、優しい「指の腹」から
教科書やネットに載っているツボの位置は、あくまで「おおよその目安」です。
そこに目星をつけたら、最後はご自身の「指の腹」で優しく触れて探すのが一番の近道。
決して爪を立てたり、力任せに押し込んだりしないでくださいね。大人の繊細な体には、
そっと触れるくらいの優しさがちょうどいいのです。
コリがある場所を押せばいい?実は、その手前で意識してほしいこと
ツボを探すとき、多くの人が「コリコリした硬い部分」を探そうとします。
「ここに硬いコリがあるから、ここをグイグイ押せばいいんだよね!」 そう思われる方がとても多いのですが……
実は、ここで一歩立ち止まって、さらに意識してほしいところがあります。
それは、そのコリのすぐ近くに隠れているかもしれない「お肌の元気がなくなっている部分」です。
東洋医学では、コリコリして硬くなっている状態を「実(じつ)」、
逆にフニャッと力がない状態を「虚(きょ)」と呼びます。
これ、人間の状態に例えるとすごくわかりやすいんですよ。
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「実(コリ)」:これ以上は無理!と、肩肘張ってガチガチに頑張りすぎている状態
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「虚(へこみ)」:もうヘトヘトで、エネルギーが切れてペシャンコになっている状態
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私たちはつい、自己主張の激しい「ガチガチのコリ(実)」ばかりに目を奪われ、力任せにほぐそうとしてしまいがちです。
でも、本当にいたわってほしいのは、そのお隣で静かに力尽きている「へこみや張りのなさ(虚)」だったりします。
体が教えてくれる、愛おしい「3つのサイン」
指の腹で優しくお肌の表面をなぞりながら、次のような感覚がないか、宝探しのように探してみてください。
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① 圧痛(あっつう)がある 周辺をそっと押したときに、「痛いけれど、なんだかじわ〜っと気持ちいい…」と感じる部分です。もし、押したときに「痛っ!」と不快に感じるなら、そこは今触るべき場所ではありません。少し位置をずらしてみましょう。
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② 硬結(コリ)がある 指の腹にコリコリとした小さな「しこり」のようなものが触れる場所。ここが、健気に頑張ってくれている「実」のスポットです。
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③ 皮膚に張りがない / くぼみやすい お肌を優しくさすってみたときに、そこだけ弾力がなくて、指が自然と「すとん」とくぼみに落ちるような感覚がするところ。ここが、エネルギーを求めている「虚」のスポットです。
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サインを見つけたら、それがあなたの「生きたツボ」
カチカチに頑張る「実」も、ペシャンコに力尽きた「虚」も、どちらも愛おしいあなたの体からのサイン。そのポイントこそが、今この瞬間にケアを求めている「生きたツボ」の入り口です。
見つけたら、そこに優しくお灸を据えて温めたり、指の腹で「心地いいな」と感じる強さでじわ〜っと3秒ほど押してみてください。 頑張って張っていた部分が緩み、空っぽだった部分にじんわりと元気が満ちていくのを感じられるはずです。
大人の女性の体は、毎日を一生懸命に駆け抜けています。 「動くために、きちんと休ませる」。 そのための第一歩として、まずは自分のお肌のサインに耳を傾けてみませんか?
次回の第2回は、この見つけたツボをさらに効果的に活かす【応用編】をお届けします。
どうぞお楽しみに♩
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