【連載②:実践編】エネルギー工場を立て直す。今日からできる「脾(ひ)」のメンテナンス
2026/05/15
みなさん、こんにちは。 上野・稲荷町の鍼灸サロンComorebi(こもれび)です。
先週は近くの下谷神社の祭り!今年初めてのお神輿のお祭りにウキウキしながら施術の合間に堪能しました。
毎回チャプチェが好きなので買いに行くことが多い気がします。
さてさて、からっとした神社のお祭り堪能できましたが、
前回は、5月に感じる「重だるさ」や「なんとなくの不調」の原因についてお話ししました。
私たちの体にあるエネルギー工場「脾(ひ)」が、寒暖差や湿気によってお疲れモードになっている……
というお話でしたね。
原因がわかったら、次は「どう立て直すか」です。
今回は、今日からすぐに生活に取り入れられる、エネルギー工場のメンテナンス術を
「食・習慣・ツボ」
の3つの視点からたっぷりとお届けします。
1. 【食の作戦】黄色いレスキュー隊を味方につける
東洋医学には、五臓六腑のそれぞれに対応する「色」があるという考え方(五行説)があります。
今回スポットを当てている「脾」を助けてくれる色は、ずばり「黄色」です。
自然な甘みを持ち、ホクホクとした黄色い食材は、弱った胃腸に優しく火を灯し、エネルギーをチャージしてくれる「レスキュー隊」のような存在です。
おすすめの食材: かぼちゃ、さつまいも、とうもろこし、大豆、じゃがいも
5月のイチオシ「とうもろこし」:
これから旬を迎えるとうもろこしは、実は「脾」を元気にしながら、体に溜まった余分な水分を外へ逃がす「除湿」の助けもしてくれる優れものです。
【美味しく食べるコツ】
脾は「冷え」が大の苦手です。
疲れている時は、冷たいサラダとして食べるよりも、「温かくして」取り入れましょう。
ポタージュスープにしたり、蒸し野菜にしたりすることで、工場(脾)への負担を最小限に抑えながら、効率よく栄養をエネルギーに変えることができます。
おやつに「干し芋」を選ぶのも、脾が喜ぶ最高のガソリンになりますよ。
コーン茶などもオススメです🍵
2. 【習慣の作戦】最高のメンテナンスは「一口30回」の咀嚼
食材選びと同じくらい、あるいはそれ以上に大切なのが「食べ方」です。
どんなに高品質な燃料(良い食材)を投入しても、そのままの形ではエネルギー工場は受け取ることができません。
口の中は、いわば工場に入る前の「シュレッダー」です。
ここで食べ物を細かく、できれば液体に近い状態にまで分解してから送り届けることで、脾の負担は劇的に減ります。
・「一口30回」の効果:
よく噛むことで唾液に含まれる消化酵素がしっかり混ざり、消化のプロセスが口の中で半分以上終わります。
これだけで、食後の「眠気」や「胃もたれ」が驚くほど軽くなるのを感じられるはずです。
・箸置きのすすめ:
「30回も噛めない!」という方は、一口食べ物を入れたら、一度「箸を置く」習慣をつけてみてください。これだけで、噛むことに意識が向き、自分の体と対話する豊かな時間が生まれます。
今の時期の「休み」は、未来の「動き」を支える大切な準備期間。
ゆっくり噛むという行為は、自分自身を大切に扱う、最も身近な養生なのです。
3. 【ツボの作戦】自分でできる工場のスイッチオン
「なんだか体が重いな」と感じた時、自分で押せるスイッチを知っていると心強いですよね。
数あるツボの中から、5月の不調に特に効果的な3つを厳選しました。
① 胃腸の万能スイッチ:足三里(あしさんり)

膝のお皿のすぐ下、外側のくぼみから指幅4本分下がったところにあります。
ここは「胃腸全体の調子を整える王様」のようなツボ。
親指でじわ〜っと押し込むと、お腹が動き出すのを感じられるかもしれません。
② 湿気を逃がす秘密のボタン:公孫(こうそん)

足の内側、土踏まずのあたりにあります。
ここは「脾」と深く関わり、体内の余分な湿気を巡らせてくれる名ツボです。
5月のジメジメで足がむくんだり、体が重だるい時に特におすすめです。
胸やけ・消化不良を改善する。
③ 外出先でも安心のお守り:合谷(ごうこく)

手の親指と人差し指の付け根の間にあります。
胃の緊張をほぐし、ストレスによる不調も和らげてくれる万能ツボ。
お仕事中や移動中、「ちょっと胃が重いな」と思ったら、
ここを優しく揉みほぐしてみてください。
どのツボも、「痛気持ちいい」と感じる強さで、
深呼吸をしながら3〜5秒かけてゆっくり押し、ゆっくり離すのがコツです。
結びに:まずは「一つ」から
今回ご紹介したすべてを完璧にやる必要はありません。
「今日のお味噌汁にかぼちゃを入れてみよう」
「最初の一口だけ30回噛んでみよう」
「お風呂上がりに足三里を押してみよう」
そんな、ほんの少しの「自分をいたわる選択」が、あなたのエネルギー工場を確実に元気にしていきます。
もっと具体的に自分の体に合ったケアを知りたい、という方は、ぜひサロンでもお気軽にご相談くださいね。
一人ひとりの「工場の状態」に合わせたオーダーメイドのケアをお手伝いさせていただきます。
さて、こちらの記事では、今回お話しした「脾」を労わりながら、お家で簡単に楽しめる整え方をご紹介しています。
五感を潤す水出し茶も、立派なメンテナンスの一つですよ。ぜひ合わせて読んでみてくださいね。
▼詳しくはこちら 水出し茶(コールドブリュー)とドライフルーツで心と体を整える〖夏の養生習慣〗
次回の連載では、いよいよ美容・更年期編
「内側からのケアがもたらす美しさ」と、これから夏本番を迎えるための総仕上げについてお伝えします。
どうぞ、お楽しみに。
いまココ→【連載②:実践編】
【連載③:美容・更年期編】
【連載④:まとめ・6月予報】
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